サケを使った宮城県の郷土料理「はらこめし」の発祥の地である同県亘理町は8日、どんぶり一杯のはらこめしをかたどったマンホールふたを製作した。山田周伸町長は「はらこめしへの愛を込めたデザインになった。認知度を高めていきたい」と力を込めた。
はらこめしは、サケの煮汁で炊き込んだご飯の上にサケの切り身とイクラ(はらこ)を載せた秋の味覚。町は9月議会で「はらこめし推進条例」を制定し、全国的な情報発信に乗り出している。条例では、10月がサケ漁解禁であることや語呂が合うことから、10月8日を「はらこめしの日」に定めた。
町のマンホールふたが更新時期を迎えるため、PRの一環として、はらこめしのデザインに刷新することにした。マンホールふたにはどんぶり一杯に敷き詰められたサケとイクラがカラーで描かれている。デザインを担当した元町観光協会職員の渡部真梨子さん(33)は「おいしそうに見えるように色を工夫した。歩いている人に亘理町の名物を見てほしい」と笑顔で話した。
マンホールふたは約5400枚あり、劣化状況を見ながら順次新しいマンホールに交換するという。車道は無着色版、歩道にはカラー版を設置する。