63メートル「世界一長いシャモ焼き」 福島・川俣特産106羽で達成

福島県川俣町の特産地鶏「川俣シャモ」を楽しむ「川俣シャモまつり」が31日、同町中央公民館で始まった。まつりの目玉となっている「世界一長い川俣シャモ丸焼き」では、昨年より1羽多い106羽のシャモを使って63・6メートルの記録を達成した。
丸焼き作りには県内外から106人が参加。塩やコショウで味付けされた新鮮なシャモを1人1羽ずつステンレス製の棒に刺し、横一列に並んで慎重に焼いた。焼き上がったシャモは参加者に配られた。
毎年参加しているという町内の斎藤きみこさん(71)は「川俣シャモは歯ごたえがあっておいしい。唐揚げにしたり、シチューに入れたりいろんな食べ方があるが、丸焼きが一番おいしい。楽しみです」と笑顔で話した。
まつりは9月1日まで。最終日は午前9時~午後3時に開かれ、町立川俣小4年生が16・25メートルの焼き鳥作りに挑む「世界一長い焼き鳥ジュニア選手権」などが予定されている。【磯貝映奈】