東京・池袋のラブホテルの一室で変死体となって発見された女性の殺人・死体遺棄事件は、12日の発見から、いまだ進展が見られない。女性を殺害したとみられる男の行方や女性の身元も、まだつかめていない。
30~40代ぐらいの女性の遺体は12日午後8時15分ごろ、清掃バイトによって発見された。女性は布団圧縮袋に詰められ、両足をビニール製のひもで縛られている異常な状況。死因は頸部圧迫による窒息死だった。
女性が入室する約2時間前には、キャリーケースを引いた男が部屋に入っていった。さらに、また2時間して、男は女性のスマホや財布などを持ち去って部屋を後にした。
16日、事件現場になったラブホテルXは営業を再開していた。近隣のラブホ経営者は「事件後にXの関係者が『ご迷惑をおかけした』と謝罪に来た。広範囲に規制線が張られて、売り上げがガクンと減ったからです。警察から口止めされていて何も話せないと言っていた」と語る。
被害者の身元特定の手がかりも含め、警察は別のラブホにも聞き込みに来ていた。
「X内のカメラで撮影された被害女性の姿を見せられて『このラブホにも来てないか?』と聞かれた。どんな顔? 解像度が低くて分からなかったよ。でも、うちに聞き込みに来るんだから、ホテヘル嬢の線も調べているみたい。売春ならともかく、帽子にTシャツとリュックの格好は風俗嬢とは思えないけど」と別のラブホ関係者。
前出の経営者は「先に男性だけホテルを出るときは、フロントから部屋に連絡して“何か”ないか無事を確認するもの。でも『連れは後からすぐ来ます』と言って、鍵をフロントに置いておけば、そこまで引き留めることもしない」と解説し、計画性を指摘する。
2人は密室で何をしていたのだろうか。