けさ9時46分、鹿児島県の桜島が爆発し、噴煙が火口上空1800メートルまで上昇した。今年に入って56回目の噴火だ。
桜島では今月9日以降、地下のマグマが上昇する山体膨張だと考えられる地殻変動が続いていたことから、気象庁が注意を喚起していたが、16日午前中に南岳山頂火口で噴火が2回発生。このときの噴煙は火口上空2800メートルに到達。
続いて、きのう(17日)も午前9時27分に爆発し、大きな噴石が火口から800~1100メートルくだった6合目付近まで飛び散り、その後も2回の噴火が観測された。気象庁は、これら一連の噴火活動によって、山体膨張による地殻変動がおおむね解消されたという見解を示している。
GPS衛星を使った地殻変動の観測では、今年2月以降、大きな変化は確認されていないが、錦江湾の北部に位置する「姶良(あいら)カルデラ」の地下深くでは、依然としてマグマが蓄積した状態が続いていると考えられている。