全国で新たに631人感染確認 計2万7134人に 死者は1人増加

新型コロナウイルスの感染者は21日、全国で新たに631人が確認された。クルーズ船の乗客乗員らを合わせた国内の感染者は計2万7134人。埼玉県で60代男性が亡くなり、死者は計1002人となった。
愛知県と福岡県で、いずれも過去最多となる53人の感染者が確認された。東京都の感染は237人。40代以上が96人で全体の4割を占め、中高年にも感染が広がっている。都によると、江戸川区の精神科「小岩榎本クリニック」で職員3人とリハビリの利用者16人の感染が判明し、感染者は累計21人となった。
都内では7月に入ってから、ほぼ連日100~200人台の感染者が確認されており、入院者は949人まで増えた。小池百合子知事は21日、都内の対応病床を重症者用を含めて約2400床確保したと明らかにした。従来よりも約900床拡充され、都は病床が逼迫(ひっぱく)した状況にはないとしている。
法務省は旭川刑務所(北海道旭川市)と福岡刑務所(福岡県宇美町)で刑務官各1人が感染したと発表した。
海上自衛隊は21日、長崎県の佐世保基地を母港とし日本近海で訓練航海中だったイージス艦「あしがら」の男性乗員1人が新型コロナに感染したと発表した。陰性だった濃厚接触者21人も下船させ、隔離措置を取ったという。
8月半ばにハワイ周辺で始まる環太平洋合同演習(リムパック)に向け、23日に出航予定だった。訓練航海を行いながら全乗員約300人のPCR検査を実施したところ、18日に20代の男性乗員の感染が判明したという。今後、改めて全乗員のPCR検査を実施した上で出航する。【まとめ・大島祥平、松浦吉剛】