かっぱ寿司本社を家宅捜索 はま寿司データ不正入手疑い 警視庁

回転ずし大手「かっぱ寿司」を運営する「カッパ・クリエイト」(横浜市)の田辺公己社長(45)が、かつて取締役を務めていた競合の「はま寿司」(東京都港区)の売り上げデータなどを元同僚から不正に入手した疑いがあるとして、警視庁が不正競争防止法違反の疑いでカッパ社本社を6月28日に家宅捜索していたことが関係者への取材で判明した。
カッパ社は今月5日、田辺社長がはま寿司から同法違反容疑で告訴されたと明らかにし、「(田辺氏が)当社顧問となった2020年11月から12月中旬、元同僚より『はま寿司』の日次売り上げデータ等を数回にわたって個人的に送付を受けていた」と発表した。その上で「捜査に全面的に協力し、その進展を踏まえた上で、対象者への処分等にも厳正に対処する」としている。
田辺社長は、外食大手ゼンショーホールディングス(東京都港区)傘下のはま寿司の取締役を14~17年に務めていた。20年11月にカッパ社の顧問に就任後、同12月には副社長となり、21年2月に社長に就任していた。【柿崎誠】