生徒に対する指導に不適切な言動があったとして、富山県教育委員会は1日、県東部の県立学校の50歳代の男性教諭を戒告の懲戒処分とした。
県教委によると、男性教諭は昨年3月、女子生徒のテストの成績が悪かったことを理由に、約1時間立たせたまま説教するなどした。同6月22日には、体調を崩した同じ女子生徒に「やばい感染症でうつされたら困る」などと発言した。
生徒は翌23日以降、「自律神経失調症」と診断されて欠席し、8月に転学した。県は生徒の両親から損害賠償請求を受け、今年8月に120万円の解決金を支払うことで合意したという。
同校ではほかに、40歳代の女性教諭もこの女子生徒に対し強く
叱責
(しっせき)したとして厳重書面訓告に、当時の校長や教頭も監督責任を問われて書面訓告などとなった。
1日の記者会見で、県教委の福島潔教職員課長は、「県民の教育に対する信頼を大きく損なうもので誠に残念」とする荻布佳子県教育長のコメントを読み上げ、陳謝した。県教委は同日付で、各県立学校や市町村教委に、適切な指導を行うよう通知を出した。