コンタクトレンズに関する事故が相次いでいるとして、消費者庁は10日、購入の際は眼科を受診し、適切に使用するよう注意を呼びかけた。
同庁によると、2016年1月~21年7月に寄せられたコンタクトレンズに関する事故情報は242件。うち75件はカラーコンタクトレンズによるものだった。治療に1か月以上を要したケースも6件あった。
インターネットなどを利用して、眼科を受診せずに購入する人もいるが、コンタクトレンズは医療機器で、正しく使用しなければ眼障害を起こす可能性がある。同庁は「カラーコンタクトレンズも含めて購入の際は眼科を受診し、自分に合ったものを処方してもらうことが重要。定期検診を受け、使用期限を守るなど適切に使用すべきだ」としている。