週間天気 台風14号は一度停滞するも週後半に再始動、全国的に影響に注意

■この先1週間のポイント■

前半は九州で雨が続く
九州は16日(木)にかけて秋雨前線が停滞し、雨が降りやすくなります。湿った空気が流れ込み続けるため、強雨や大雨に注意が必要です。無理な外出は控えて、急な斜面など危険な場所には近づかないようにしてください。
後半は台風14号が再始動
週間天気図 9月15日(水)~9月20日(月)
台風14号は明日14日(火)以降、台風を移動させる風が弱いため動きが遅くなり、週中頃は中国の上海付近でほとんど停滞する予想です。その後、週後半になると徐々に東寄りに進路を変えて再始動する見込みとなっています。週後半は台風14号(あるいは台風から変わった低気圧)や前線の影響で全国的に雨が降り、風も強まるおそれがあります。ただ、台風の進路次第では影響が出始めるタイミングや影響度が異なるため、今後の動向に注意が必要です。
関東は週中頃に肌寒さ
東日本や西日本ではまだまだ蒸し暑さを感じる日が多くなるものの、週中頃は関東で冷たい北東の風の影響を受けて夏日に届かない日がある予想です。季節の変わり目で気温のアップダウンがありますが、体調を崩さないようにお過ごしください。上空の寒気の影響を受ける北海道では朝の冷え込みが強まり、最低気温が市街地でも10℃前後、内陸部では5℃前後まで下がる日も出てきます。冬物の暖かい服装の準備が必要となりそうです。