国民民主党が、小池百合子都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」との合流を検討していることが13日、わかった。夏の参院選をにらみ、比例票の上積みを図る狙いがあり、2月に予定する国民の党大会までの合意を目指している。
複数の関係者が明らかにした。国民と都民ファは昨年12月から政策の意見交換会を開き、参院選での連携を模索してきた。すでに東京選挙区で統一候補を擁立することでは合意に達しているという。
国民内では合流後の党名について、「国民民主党」に「ファースト」を追加する案が出ている。ただ、「政策の一致が先だ」との声もあり、両党は慎重に協議を続けている。
両党は13日にも意見交換会を開催。国民の玉木代表は終了後、都民ファの荒木千陽代表と記者会見し、「様々な形での連携を深めていきたい」と語った。