東京都は1日、都内で新型コロナウイルスの感染者が新たに1万4445人確認されたと発表した。病床使用率は50・7%で、都が緊急事態宣言要請を検討する目安としていた50%に達した。
小池百合子知事は1月31日、報道陣に「重症、中等症をよく見ていく必要がある」と述べ、50%に達した場合でも、ただちに緊急事態宣言を要請するわけではないとの見解を示している。1日夜も「医療提供体制の逼迫(ひっぱく)回避と社会経済活動継続という観点から、専門家の意見をしっかりと聞き、総合的に判断したい」と述べた。
岸田文雄首相も、東京への宣言発令について「現時点で検討していない」と慎重な姿勢を見せている。
1日の新規感染者数1万4445人は、前週1月25日(1万2813人)の約1・1倍だった。このほか新たに5人の死亡が確認され、都の基準で集計した重症者数は前日から3人増の29人だった。【竹内麻子】