大阪府吉村洋文知事、医療非常事態宣言を発出「医療が非常に厳しい状況」新規陽性者、計上漏れ含め約2万人

大阪府の吉村洋文知事が8日、この日の府内の新規陽性者数が約2万人になると発表した。大阪府庁で記者の取材に応じた吉村知事は「大阪市の計上漏れ約9000人を含めた数です。感染拡大の速度は鈍化しているが、感染の山は見えない。医療は非常に厳しい状況にあります。医療非常事態宣言を発出し、休止病床の運用要請と、一般医療を一部制限の上、不急の予定入院、手術の延期をお願いし、患者受け入れ体制を確保します」と話した。
吉村知事は新たに、コロナ受け入れ病院からの転退院サポートセンターとして宿泊転送班を新設。9日から稼働させる予定で「快方されている方も入院している。現場と共有して、転院のサポートをすることが重要。転院調整がうまくいっていないので設置した」と経緯を説明した。大阪府では70代以上の高齢者の入院が70%をしめており「医療機関で非常に介護的要素の負担が強くなる。また、感染が広がり医療機関でクラスターが起きたり、子どもが陽性で出勤できないという事案も出てきている。医療ひっ迫が現実です」と話した。