NHK字幕問題、BPO「放送倫理違反の疑い」…審議入りの理由を発表

NHKが昨年12月に放送したドキュメンタリー「BS1スペシャル『河瀬直美が見つめた東京五輪』」で、誤った内容の字幕を表示した問題で、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は14日、同番組を審議の対象に決めた理由をホームページで発表した。「取材、編集、考査、調査の各段階で問題があるのではないかといった厳しい意見が相次ぎ、放送倫理違反の疑いがある」ことから、検証の必要があるとしている。
番組は、東京五輪の公式記録映画監督の河瀬直美さんに密着したドキュメンタリーで、映画スタッフが男性にインタビューする場面で、「五輪反対デモに参加しているという男性」「実はお金をもらって動員されていると打ち明けた」との誤った字幕が付けられた。