16日午前9時55分ごろ、三重県名張市の市立中学校から「生徒が刃物で刺されけがをした」と消防に通報があった。県警によると、中学2年の男子生徒(14)が首を切られ病院に搬送されたが、軽傷という。切り付けたとみられる同学年の少年(14)は逃走したが、約4時間後に身柄を確保され、名張署が傷害容疑で逮捕した。少年は容疑を認めているといい、同署は2人の間に何らかのトラブルがあったとみて、詳しい経緯を調べる。
県警や名張市教育委員会によると、男子生徒は1時間目の授業終了後の休み時間中に、2年生の教室がある校舎2階の廊下で切り付けられたとみられる。けがをした状態で自ら保健室に行ったという。少年は午後2時すぎ、学校から約1キロ離れた名張市内で、同じ中学の友人と2人で歩いているのを発見された。
現場には、事件に使われたとみられる刃渡り約13センチの包丁が落ちていた。2人は1年時に同級だったが、現在は別のクラスだという。市教委は「2人の間のいじめやトラブルは把握していない」と説明している。
[時事通信社]