広島県呉市の谷本誠一市議(65)が北海道・釧路空港で搭乗した旅客機内でマスク着用を拒み、離陸が1時間余り遅れた問題で、市議会の政治倫理審査会は22日、谷本氏の行為が市議会の政治倫理条例が定める倫理基準に違反すると認定し、辞職勧告決議を採決するよう北川一清議長に求めることを決めた。
出席した委員は「一般の人に迷惑をかけ、議会への不信感を招いた」「議会ではマスクを着用するのに、機内で着用しないのは自己中心的だ」など辞職を求める意見を相次いで述べ、委員8人の全員が辞職勧告決議の提案を求めることで一致した。
林田浩秋委員長は「辞職勧告決議を求めることは当然だ。議員全員が襟を正していかなければならない」と述べた。
17日に開かれた第1回会合の聞き取りで、谷本氏は議員辞職を否定している。【池田一生】