埼玉県警草加署は1日、八潮市浮塚、無職桜田広美被告(59)を強盗致傷容疑などで再逮捕した。発表によると、桜田被告は1月23日夕、同市浮塚の住宅の玄関先で70歳代の住人男性に「刺すぞ」などと脅しながら包丁(刃渡り15センチ)を突き付け、現金を奪おうとした疑い。もみ合いになり、男性は右手に軽傷を負った。調べに対し、「仕事が見つからず、空腹が限界だったので現金を脅し取ろうと思った」と供述しているという。
桜田被告は、同じ地区の商店で2月5日に強盗未遂事件を起こしたとして、同9日に逮捕され、その後起訴されている。