コーヒー豆の袋の中に合成麻薬MDMAを隠して密輸したとして、ベトナム国籍の技能実習生の男が逮捕・起訴されました。 麻薬特例法違反などの罪で逮捕・起訴されたのは大阪府和泉市に住むベトナム国籍の技能実習生のレ・バン・ニヤット被告(21)です。麻薬取締部などによりますと、レ被告は去年12月、国際郵便を利用してMDMAを含んだ錠剤約1000錠(480万円相当)をコーヒー豆の袋の中に隠してドイツから密輸した罪に問われています。 大阪税関の職員が郵便物の検査で発見して追跡したところ、レ被告が受け取ったということです。レ被告は大阪府和泉市の工場で技能実習生として働いていて、麻薬取締部などの調べに対して黙秘しているということです。 大阪税関によりますと、新型コロナウイルスによる入国制限の影響で、国際郵便を利用した手口が増えているということです。