電動キックボード新分類、罰則も 自動運転レベル4許可制に

政府は4日、性能上の最高速度が20キロ以下の電動キックボードや、特定の条件下でシステムが無人車を操作する「レベル4」相当の自動運転移動サービスの許可制に関する道交法改正案を閣議決定した。電動ボードは現行の原動機付き自転車扱いから、新たに「特定小型原動機付自転車」と分類。16歳未満の運転を禁止し、罰則を設ける。
今国会で成立すれば、電動ボードの規定は公布から2年以内、自動運転関連は1年以内に施行される。
警察庁によると、電動ボードは新たな分類で、免許が不要となる。原則として車道や自転車専用通行帯を走行。交通反則切符(青切符)と放置違反金制度の対象。