小学生の列に乗用車突っこむ、児童3人が軽傷…運転の男「朝日がまぶしくて見えず」

4日午前7時30分頃、宇都宮市下田原町の県道交差点で、横断歩道を渡っていた集団登校中の小学生9人の列に乗用車が突っ込んだ。1年男児(7)、3年男児(9)、6年女児(11)の3人がはねられ、いずれも脚に打撲などの軽傷を負った。
宇都宮東署は、運転していた同市、会社員の男(41)を、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕した。男は調べに対し「朝日がまぶしくて見えなかった」などと供述しているという。
発表によると、現場交差点の周囲は田んぼで見通しは良かった。横断歩道には押しボタン式の信号があり、児童らは青になった状態で県道を渡ろうとし、左から直進してきた乗用車にはねられたとみられる。同署で事故原因を調べている。