サイバー犯罪相談、21年最多5732件 目立つフィッシング 福岡

福岡県警は10日、サイバー犯罪に関する相談が2021年に5732件寄せられ、2年連続で過去最多を更新したと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大でインターネットを利用した買い物が増えていることなどが要因とみられ、注意を呼びかけている。
相談の内訳は▽詐欺・悪質商法1502件(前年比174件増)▽迷惑メール1165件(同537件増)▽不正アクセスやコンピューターウイルス1142件(同434件増)――などだった。
県警サイバー犯罪対策課によると、相談件数は19年まで減少傾向にあったが、20年になるとコロナ拡大を背景に急増。SMS(ショートメッセージサービス)などで偽サイトに誘導し、個人情報を盗み取る「フィッシング」に関する相談が特に目立つ。
同課は「最近の偽サイトは公式サイトに酷似している。SMSやメールのURLは使わず、使用サイトはブックマーク機能で事前登録するなど対策を講じてほしい」としている。同課はサイバー犯罪の具体的な手口をツイッターなどで紹介している。【中里顕】