13日午後2時35分ごろ、鹿児島県枕崎市の枕崎港沖約12キロの海上で、瀬渡し船「グランドライン栄真丸」(14トン)の船長から「火災が起きて航行できない。救助してほしい」と第10管区海上保安本部(鹿児島市)に118番があった。乗っていた男性15人(船長1人、釣り客14人)が海に飛び込んで助けを待ち、船長の要請で急行した他の瀬渡し船が救助、枕崎市消防に引き継いだ。うち9人が低体温症などで病院に搬送されたが、軽症だった。船は沈没した。鹿児島海上保安部が原因を調べる。
瀬渡し船は好漁場がある黒島(同県三島村)から枕崎へ釣り客を連れて帰る途中だった。搬送されたのは30~60歳代の8人と12歳の男児1人。現場は水深100メートル以上とみられ、15人はいずれも救命胴衣を着用。ロープにつかまって1時間ほど救助を待っていたという。【梅山崇】