しつけ目的と母ら3人が供述 5歳児への傷害致死容疑

埼玉県本庄市の5歳男児死体遺棄事件で、男児を住宅の床に投げ飛ばすなどし死亡させたとして傷害致死容疑で再逮捕された母親の柿本知香容疑者(30)ら3人が、いずれも暴行をほのめかし、しつけ目的だったとの趣旨の供述をしていることが28日、捜査関係者への取材で分かった。県警は同日、3人を送検した。
捜査関係者によると、3人は亡くなった歩夢ちゃん(5)を日常的に長時間正座させたり、厳しく叱ったりしていたとみられる。通っていた保育園によると、今年1月12日を最後に登園していない。
県警は3月5日、死体遺棄の疑いで、柿本容疑者ら3人を逮捕した。