盗撮男はコンビニの男女共用トイレに粘着テープで小型カメラを仕掛け、客の「用足し」を隠し撮りしていた。
建造物侵入と県迷惑防止条例違反の疑いで7日、兵庫県警生活安全特別捜査隊と東灘署に逮捕されたのは、神戸市西区のトラック運転手の三藤孝文容疑者(50)。
昨年12月3日午後0時40分ごろ、三藤容疑者は神戸市東灘区岡本のコンビニのトイレに侵入。洗面台の下に粘着テープで小型カメラを設置した。しばらくしてトイレに入った店員が、テープがはがれて床に落ちているカメラを発見して通報。県警は店内の防犯カメラ映像をもとに、該当する時間帯に出入りしていた人物を1人1人調べ、リレー捜査で足取りをたどり、犯人を特定した。
三藤容疑者は東灘区内の会社に勤めていて、仕事中にこのコンビニに立ち寄り、小型カメラを仕掛けたとみられている。調べに対し、「設置したかもしれないが、はっきり覚えていない」とトボけているという。
「カメラはバッテリー付きで、SDカードが入れられるようになっとった。テープでくっつけただけやったから、すぐにはがれたんやが、それでも数人の男女の顔や便座に座っているところが写っとった。自宅をガサしたところ他の小型カメラも見つかったため、余罪や映像を売っとったかどうかを含め、これから調べを進める」(捜査事情通)
三藤容疑者はほとんどのコンビニのトイレが「男女共用」というところに目をつけたのだろう。現場となった岡本界隈は、阪神間でも屈指の高級住宅街として知られ、オシャレカフェやスイーツショップ、パン屋、雑貨店などが立ち並び、日頃からセレブなマダムや女子大生などで賑わっている。
何かと便利なコンビニのトイレだが、これほど簡単にカメラが仕掛けられるとなると、いつ誰が盗撮されてもおかしくない。おちおち用も足せない。