外務省は1日、林外相が新型コロナウイルスに感染したと発表した。省内に濃厚接触者はいないという。当面の間、自宅で療養する。
同省によると、林氏は同日午前に登庁後、のどの痛みを訴えPCR検査を受けた結果、陽性が確認された。同日予定していた米国議会議員らとの面会などの公務を全てキャンセルし、衆院予算委員会も欠席した。
松野官房長官は1日の記者会見で、林氏の公務について「代理出席者を調整し、支障がないよう対応していく」と述べた。国会議員で感染が確認されたのは65人目で、閣僚では野田少子化相、古川法相に続き3人目。