学校法人の土地取引をめぐる横領事件で無罪が確定した不動産会社「プレサンスコーポレーション」の前社長・山岸忍さんが国に賠償を求めた裁判が始まりました。 プレサンスコーポレーションの山岸前社長は、大阪の学校法人の土地取引をめぐる横領事件に関わったとして大阪地検特捜部に逮捕・起訴されましたが、裁判で共謀の根拠とされた元部下の証言に「疑いが残る」として無罪が確定しました。 山岸前社長は「約8か月間勾留され社長を辞任することを余儀なくされた」などとして、国に対して7億7000万円の損害賠償を求めています。 6月13日の初弁論で山岸前社長は「検察は正面から罪を認めて反省してほしい」と訴え、記者会見でも次のように話しました。 (プレサンスコーポレーション 前社長・山岸忍さん) 「補償というよりも、地検特捜部に反省してほしいと思っています。自分たちがやったことにちゃんと目を向けてほしい。2度と同じ過ちを繰り返さないでほしい」 一方、国側は「反論を検討する」として争う構えを示しました。