GPS悪用したつきまといを禁止 東京都議会で改正条例が成立

衛星利用測位システム(GPS)を悪用したつきまとい行為などを規制する東京都迷惑防止条例の改正案が都議会で15日、可決、成立した。施行は10月1日。
今回の条例改正は、昨年ストーカー規制法が改正され、GPSの悪用が禁じられたことに伴うもの。ストーカー規制法が恋愛感情に基づくつきまとい行為を規制する一方、条例は、恨みなどの「悪意の感情」に基づくつきまとい行為を禁止している。
改正条例は、GPS機器を相手の車や持ち物に無断で取り付ける行為や、相手のスマートフォンに入れたアプリなどで、遠隔で位置情報を取得する行為など、GPSを悪用する行為が禁じられる。
押しかけやうろつき行為を規制する場所として、現行の「住居等」に加え、「現に所在する場所」を含める。住居や勤務場所などのほか、たまたま立ち寄った飲食店付近での待ち伏せなども禁じる。
また、つきまとい行為をする可能性のある人に、相手の住所など、つきまといに悪用されるおそれのある情報を提供する行為も新たに規制の対象とする。罰則はない。