ボウガンで同僚殺害の男「下に見られていると感じた」…検察指摘の「女性巡る嫉妬心」は否定

高松市の自宅で昨年6月、同僚の男性をクロスボウ(ボウガン)で殺害し、香川県綾川町の山中に遺棄したとして、殺人と死体遺棄の両罪に問われた元会社員、水口豪太被告(25)の裁判員裁判の第2回公判が14日、高松地裁(近道暁郎裁判長)であった。水口被告は被告人質問で、動機について「大きなことがあったわけではなく、不快感が蓄積して殺害に至った」と述べた。
13日の初公判では、

小比賀
(おびか)玲央さん(当時27歳)を殺害した経緯について、検察側は「好意を抱いた女性と親しくしていたため」とし、嫉妬心からの犯行と指摘。弁護側は否定していた。
水口被告はこの日、嫉妬心を改めて否定。その上で日常的に金を貸したり、「使えない」などの暴言を吐かれたりしていたとし、「不快感があった。下に見られていると感じた」と繰り返した。
事件約1週間前に購入したクロスボウについては、「人が苦しまず、一瞬で死ねる凶器だった」と述べ、殺害目的で購入していたことを明かした。弁護側から殺害直後の状況を尋ねられると「頭の中のモヤモヤが静かになった」と答えた。