兵庫・尼崎市に「女子学生ら334人誘拐する」脅迫メール USB問題は無関係か 県内外自治体に相次ぐ

兵庫県の尼崎市に「7月5日に市内で登下校中の女子学生らを誘拐する」などという内容の脅迫メールが届いていることが29日、分かった。
同市役所によると脅迫メールが届いたのは28日午前6時32分。市役所ウェブサイトの「まちづくり提案箱」という入力フォームから投稿されており「7月5日に市内で登下校中の幼稚園児や女子学生を334人誘拐する」「濃硫酸などを市役所や公共交通機関に散布する」「化学物質を市施設のスプリンクラーのタンクに混入した」と記述されていたという。
同市担当者は「まず市内の各警察署と連携した。警察署によると『愉快犯的犯行の傾向が強い』ということで、学校や幼稚園の施設管理者に注意喚起をした。模倣(もほう)犯の誘発を防ぐため、市民には直接伝えていない」と説明。「7月5日という日付や、334人という人数に、全く思い当たる節がない」とした上で、“犯人像”について全市民の個人情報が記録されたUSBメモリーが一時紛失した問題で義憤に駆られた人物の可能性を問うと「関係ないと思う」と話した。
また、隣接する西宮市など兵庫県内の各市町や、他府県の自治体にもほぼ同一内容の脅迫メールが届いていることが判明。尼崎市同様に28日に投稿された西宮市ではこの日、各幼稚園、学校などを通して「西宮および甲子園警察と連携し、安全確保に努める」「7月5日の当日は市教委も青パト(自主防犯パトロール車)で巡回する」と保護者に一斉メールで報告した。