東京選挙区から無所属で出馬した乙武洋匡氏(46)は落選確実となった。
乙武氏はポロシャツ姿で都内の記者会見場に姿を現した。支援者から選挙活動中の写真を集めたアルバムを手渡され、「一生の宝になる。今ここで読んだら絶対に泣くので、家に帰ってから楽しみます。ここまで来れたのはみなさんのおかげ」と涙ながらに感謝し、支援者たちをねぎらった。
9日には選挙カーでの演説ではなく、国会議事堂へ向けて歩く「乙武大行進」を実施。12時間かけて5キロの道のりを、通行人との会話をエネルギーにしてやり抜いた。
大行進から一夜明けた10日、乙武氏は疲れた様子は見せていなかったが、選挙事務所で「今日は体が筋肉痛で。特に腰当たりが痛いです」と振り返っていた。
会見場には支持者約40人のほか、報道陣約30人が集まった。