オミクロン派生株「BA.2.75」国内で初確認 神戸の40代

神戸市は12日、新型コロナウイルスのオミクロン派生株「BA.2.75」の感染者を確認したと発表した。市によると、40代女性で海外渡航歴はない。8日にゲノム解析で検出された。空港などでの検疫を除き、国内での検出は初めてという。軽症で自宅療養し、既に回復している。
市によると、この派生株は6月に初確認されたインドを中心に、欧米やオーストラリアなどで感染例が確認されている。感染力や重症化リスクは未解明だが、世界保健機関(WHO)は「懸念される変異株」と認定している。【山本真也】