3年ぶりの「山鉾巡行」 沿道には多くの見物客…午後0時半時点で14万人の人出 祇園祭

7月17日、京都の祇園祭は、祭りのクライマックス「山鉾巡行」が3年ぶりに行われています。 17日午前、お稚児さんの「しめ縄切り」を合図に前祭の山鉾巡行が始まりました。豪華な装飾から「動く美術館」ともいわれる山鉾巡行。新型コロナウイルスの影響を受け、実施されるのは3年ぶりです。交差点で90度方向転換させる「辻回し」が披露されると沿道の見物客から歓声が上がりました。 (見物に訪れた人) 「重そうだったけど頑張っててすごかったです」 「長いこと見られなかったので、やっと見られてうれしいですね」 警察によりますと、17日の祇園祭の人出は、午前9時半時点で約3万7000人、午後0時半時点で約14万人だということです。