寝たきりの長男を放置し死なせた疑い 父親ら家族3人再逮捕 川崎

川崎市麻生区の自宅で同居する長男(当時37歳)を監禁したとして両親と妹が逮捕された事件で、神奈川県警麻生署は21日、長男が寝たきりになっていたにもかかわらず適切な医療措置を受けさせず死亡させたとして、3人を保護責任者遺棄致死容疑で再逮捕した。いずれも「面倒は見ていた。まさか亡くなるとは思わなかった」などと容疑を否認しているという。
再逮捕されたのは横山直樹(70)▽妻順子(66)▽長女奈々子(36)――の3容疑者。再逮捕容疑は2021年8月、長男雄一郎さんが脳出血で寝たきり状態になったにもかかわらず適切な医療措置を受けさせず、9月6日に死亡させたとしている。死因は床ずれの傷口から細菌が入ったことによる感染症だった。
県警によると、雄一郎さんには精神疾患があったとみられる。3人は死亡するまでの約4カ月間、雄一郎さんの両手足を手錠やロープで縛るなどして監禁し、8月に階段から1階に落ちた後は亡くなるまで玄関前で生活させていたとされる。死亡時の体重は50キロほどだったという。【田中綾乃】