山上容疑者、入信した母親を「恨んでいる」…母親「昭恵さんにどう謝罪すればいいか」

安倍晋三・元首相(67)が奈良市で銃撃されて死亡した事件で、逮捕された山上徹也容疑者(41)が、宗教団体「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」に入信した母親について「恨んでいる」と供述していることが捜査関係者への取材でわかった。同連合への恨みも口にしており、奈良県警が詳しく調べている。
親族によると、母親は統一教会に総額1億円を献金し、2002年に破産宣告を受けた。山上容疑者は経済的な理由で大学進学を断念し、05年に自殺未遂をした際は「困窮する兄や妹に保険金を渡すため」と話していたという。
捜査関係者によると、山上容疑者は逮捕後の調べに対して「母親の入信で家庭生活がめちゃくちゃになった」と供述し、「母親を憎んでいるし、恨んでいる」と話している。
自身のツイッターでも「(母親は)言葉では心配している、涙も見せる、だが現実にはどこまでも無関心。こんな人間に愛情を期待しても惨めになるだけ」などと投稿していた。
母親は県警などの聴取に「息子が大変な事件を起こし、申し訳ない」と謝罪している。また、事件数日後、知人に電話し、「安倍さんのご家族に謝罪したい。妻の昭恵さんには、どう謝罪すればいいかわからない」と話していたという。