自宅療養、全国で最多61万人 病床使用率3県で50%超

厚生労働省は22日、新型コロナウイルス感染による全国の自宅療養者数(20日午前0時時点)が、61万2023人だったと発表した。流行「第7波」による感染急拡大で前週13日時点から大幅に増え、「第6波」で2月に記録した過去最多を更新した。都道府県別の病床使用率も、和歌山、熊本、沖縄の3県で逼迫の目安となる50%を上回った。
自宅療養者数は2月に57万7765人を記録した後は一時10万人を下回ったが、感染拡大で増加に転じている。7月13日時点は約32万9千人だった。
都道府県別に見ると、東京都が最多の9万1599人。病床使用率は和歌山県が最も高い74%だった。