診断書4回提出・議会欠席の市議、加療中にゴルフ通い…「医師から好きにしていいと」

滋賀県高島市の

万木
(ゆるぎ)豊市議(58)が政務活動費で上京した際の視察報告書に虚偽の疑いがある問題で、市議会の広本昌久議長は20日の全員協議会で、万木氏が虚偽記載を認めたことを明らかにした。議員の資質を問われる事態となり、複数の市議からは「速やかに告発すべきだ」など厳しい意見が相次いだ。
「『全てその通りです』と認めました」
万木氏が、国土交通省など4省の6職員を訪れたとするうその報告書を出したことを認めたと広本議長が報告すると、出席議員からどよめきが上がった。議会事務局の担当者は、弁護士の見解として、万木氏の行為が詐欺や虚偽有印公文書作成・同行使の罪にあたる可能性がある、と説明した。
森脇徹議員は「驚がくです。速やかに告訴すべきだ」「除名処分にできないのか」と指摘。万木氏が政活費を返還する意向を示したことについても、山下巧議員は「返還すればいいというものではない。(不正を)認めているのならば罰を受けるべきだ」と非難した。
万木氏はこの日、医師の診断書を議会に出し、協議会を欠席した。診断書の提出は5月以降、これが4回目で、6月の定例議会も欠席している。
しかし広本議長らによると、万木氏は加療期間中にゴルフに通っていたという。広本議長は是非を問い詰めた際、万木氏が「医師から好きにしていいと言われている」「市民がどう思うかは選挙ではっきりする」と開き直ったような態度を見せたことも明らかにした。
議会は今後、法的措置をとるかどうか検討を重ね、市側とも対応を協議する。