滋賀県高島市議会の万木豊市議(58)が報告書に虚偽記載して政務活動費を不正に受領した問題を受け、同市議会は26日、臨時の全員協議会を開き、同議員を虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで告訴する方針を全員一致で決めた。
万木市議は今年3月29~30日に国土交通省など4省を訪ね、6人の職員から説明を受けたとする「行政視察結果報告書」と「政務活動費収支報告書」を広本議長に提出し、政務活動費4万5140円を受け取っていた。
しかし、議会事務局の調べで、万木市議が会ったという各省の職員とは会っていないことが判明。19日、広本議長に対し万木議員は虚偽を認めたという。
重く受け止めた議会はこの日、会派代表者会議に続いて全員協議会を開き、全員一致で万木市議を滋賀県警に告訴することを決定した。一方、広本議長がこの日に万木市議に進退を確認したところ「現時点では辞任する考えはない」と答えたという。また25日までに、政務活動費収支報告書を修正し、受け取った全額を返還したという。万木議員は体調不良を理由にこの日の全員協議会は欠席した。
広本議長は「全員一致で決まったことであり、提出する書類がまとまり次第、すみやかに告訴したい」と話している。