アイドルグッズ購入やゲーム課金、町立病院元職員の着服総額1億6790万円…返還は650万円

三重県南伊勢町立南伊勢病院の元職員が多額の診療費などを着服した問題で、町は1日、調査の結果、被害総額は約1億6790万円に上ったと発表した。伊勢署は業務上横領容疑で捜査している。
町によると、元主査の男(38)(6月に懲戒免職)は、上下水道課の会計担当だった2017~18年度に約1250万円を、病院の会計担当だった19~22年度には約1億5540万円を横領した疑いが持たれている。21年度の横領額は約8690万円で、全体の約半分を占めていたという。
町の調査に対し、使途については、「アイドルグッズの購入やインターネットゲームの課金に充てた」と説明。現在までに約650万円が返還されたという。
この問題を受け、町は上村久仁町長を減給10分の3(6か月)などとする処分を発表。同日の臨時議会で関連する条例改正案が可決された。