大阪府富田林市で2歳の女の子が放置されて死亡した事件で、逮捕された祖母らが1年以上前から女の子の手足を縛っていたことがわかりました。 富田林市の小野真由美容疑者(46)と桃田貴徳容疑者(50)は今年6月、孫の優陽ちゃん(当時2)の手足を粘着テープで縛った状態でベビーサークル内に閉じ込めて外出し、熱中症により死亡させた疑いで8月8日に追送検されました。 警察によりますと、小野容疑者はこれまでの調べに「去年の年末から手足を縛り外出していた」と話していましたが、その半年前の去年6月、優陽ちゃんが縛られた写真を同居する桃田容疑者にSNSで送っていたということです。 自宅からは3分の2以上が使用された粘着テープ2本も押収されていて、警察は1年以上前から優陽ちゃんの手足を拘束していたとみて調べています。