日本漫画協会は同協会理事の漫画家・牧野圭一(まきの・けいいち)さんが14日午前1時に胃がんのため亡くなったと16日に発表した。84歳だった。葬儀は親族のみの家族葬で既に執り行われた。故人の遺志で一般参列、御香典、弔電、御供物などは辞退する。
牧野さんは1937年、愛知県豊橋市生まれ。56年に時習館高校を卒業し、日本テレビ、博報堂を経て64年にマキノプロダクション設立。読売新聞の政治漫画などを担当した。JR船橋駅の待ち合わせスポットの「さざんかさっちゃんと福太郎」やゾウをモチーフにした佐藤製薬の「サトコちゃん」などキャラクターデザインも数多く手掛けた。2006年から08年まで京都精華大学のマンガ学部で学部長などを務めた。
漫画家の手塚治虫さんと親交があり、75年には手塚さんが展示プロデューサーを務めた沖縄国際海洋博覧会で副プロデューサーを務めた。漫画家の牧野和子さんは妹。