厚生労働省は22日、5~11歳の子どもへの3回目接種について、米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンの使用を認める方針を固めた。29日の専門部会で正式に了承されれば、速やかに特例承認する。
小児へのワクチン接種は2回目までが認められている。ファイザーが4月に発表した臨床試験データでは、2回目接種から約6カ月が経過した5~11歳の子どもに追加接種すると、ウイルスの働きを抑える「中和抗体」が6倍に増えた。オミクロン株への効果も示され、安全性の問題は確認されなかったという。
専門部会ではこの他、英アストラゼネカの注射薬「エバシェルド」についての薬事承認の可否も審議する。ウイルスの働きを抑える2種類の抗体を注射で投与する医薬品で、発症と重症化の予防効果が期待されている。【矢澤秀範】