玉川徹氏、政府の次世代型原発の建設検討に疑問…「何のためにやるんだ…不誠実でセコイ」

テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は25日、政府が24日に将来的な電力の安定供給に向けて次世代型原発の建設を検討する方針を公表したことを報じた。
原発の新増設や建て替えは想定しないとした従来のエネルギー政策の基本方針の転換となる。最長60年としてきた原発の運転期間の延長も検討する。来年以降には、既に新規制基準の審査に合格している原発7基を追加で再稼働させることも目指す。
岸田文雄首相は「原発再稼働に向け、国が前面に立ってあらゆる対応を取る」と強調したがコメンテーターで同局の玉川徹氏は、増設まで10年はかかることを見通した上で「今の電力不足の問題と新増設の問題って全然関係ないですからね」と指摘した。
その上で「10年、20年たったら再生可能のエネルギーは今以上に安くなります。経産省の試算でも今現在でも原発よりも太陽光発電エネルギーの方が安いってことになっているんでそれがさらに安くなってしまいますから、何のためにこれやるんだ、と」と疑問を投げかけた。
さらに「原発は必要だっていう話する人、多いし経済界もそういっているんですけど、既存の原発を使うから安いんです、電気代が。だけど事故のリスクを入れちゃうと高いんです。そういうことを我々気づいているのに、まだこういうことを言うのかという感じで僕はあきれますね」と指摘していた。
さらに「例えば地震があって事故が起きたときどうやって避難するんだ。避難どういうふうにするんだっていう中で東海第2原発は、避難計画が不備だということで水戸地裁が運転の差し止めをしているんです。避難計画をちゃんとしていない原発がいっぱいあるんです」とし「事故は今まで想定していないことで起きますからね。地震が来て壊れないっていう原発は日本に一個もありませんから」とし「電気代が高くなっているという機に乗じてこんな話を持ち出したとしたら、僕は不誠実だと思うしセコイと思います、やり方が」と断じていた。