山形県は8月31日、「ヘルパンギーナ警報」を発令した。発令は2019年7月以来、約3年ぶり。
県によると、8月22~28日の1週間で、県内29の小児科定点医療機関から報告された患者数は、1機関あたり6・21人となり、警報発令基準の6人を超えた。保健所管内別では庄内が11・14人、置賜が9・67人、山形市が4人、村山が2・57人、最上が0・67人。
ヘルパンギーナは、5歳以下の乳幼児を中心に夏に流行する感染症で、発熱や、口の中に水ぶくれのような小さな発疹が現れるのが特徴だ。
県は、トイレ後や食事前に手を洗うことなどを呼びかけている。