横浜「芹が谷やまゆり園」に塗料入り瓶投げつけたか 48歳逮捕

神奈川県警は14日、横浜市港南区の障害者施設「芹が谷やまゆり園」の施設案内板などを損壊したとして、横浜市旭区万騎が原、会社員、福井忠容疑者(48)を器物損壊容疑で逮捕した。
逮捕容疑は2021年11月5日午前4時40分ごろ、芹が谷やまゆり園の入り口付近から赤い塗料が入った瓶を投げつけ、施設案内板など(24万3100円相当)を損壊したとしている。「間違いありません」と容疑を認めているという。
同日朝に出勤した職員が発見し、110番。県警が付近の防犯カメラの映像を分析などしたところ、福井容疑者が関与している疑いが浮上した。
事件当時、福井容疑者は同園などに提供する給食を作る業者の調理師だった。捜査関係者によると、勤務先で自らの処遇に対して不満を抱いていたという。
県警などによると、同園では21年8月に窓ガラスが瓶で割られる被害があったほか、21年10月にも敷地内で割れた瓶が見つかっている。一方、福井容疑者が勤務していた会社の別の取引先でも塗料入りの瓶が投げつけられる被害が複数あり、県警はこれらへの関与についても調べている。
同園は、16年7月に殺傷事件が起きた相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」の一部の利用者が事件後に移り住んでいる。県警は殺傷事件との関連はないとみている。【鈴木悟】