議員を「先生」と呼ばないで…府職員の慣例、特権意識生ませないため呼称変更

大阪府議会は28日の議会運営委員会で、府の職員に対し、議員を「先生」と呼ばないよう求めることを決めた。議員に「私は偉い」という特権意識を生みかねないというのが理由で、森和臣議長と三宅史明副議長が提案。委員会を構成する地域政党・大阪維新の会、公明党、自民党の3会派全てが了承した。
府議会では、慣例で職員が議員を「先生」と呼ぶことが多かった。森議長によると、この呼称は議員と職員との間で心理的な上下関係を生みやすいという。
代わりの呼称としては「議員」や「さん」、「幹事長」といった会派の役職名を使うよう求めている。府議会本会議では、議長らが議員を指名する際などに「君」という呼び方も使われるが、「議員」に変更する。
これを受け、吉村洋文知事は府庁で記者団に、「先生」の呼称を使わないよう全職員に指示することを明らかにしたうえで、「先生と呼ばれて勘違いする議員は多い。国会でもやるべきだと思う」と話した。