愛知県議「同性結婚なんて気持ち悪い」とSNSに投稿…抗議され謝罪

自民党愛知県議の渡辺昇氏(53)(名古屋市緑区選出)が、SNSで同性婚に不快感を示す書き込みをしていたことがわかった。渡辺氏は「勉強不足で軽率だった」とし、抗議を受けた市民団体関係者らに謝罪した。
市民団体「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」事務局長の井田奈穂さんは9月、キューバで同性婚が認められたニュースを引用してフェイスブックに投稿した。これに対し、渡辺氏は「同性結婚なんて気持ち悪い事は大反対!」とコメントした。
井田さんらは県議会を訪れ、「多くの性的マイノリティーの人権と尊厳を傷つける差別発言」として、謝罪と撤回を求める抗議文を渡辺氏に手渡した。渡辺氏は「心よりおわびする。今後あのような発言はどんな場でもしない」と述べた。