徳島県が米軍機目撃情報をHPで募集 低空飛行訓練、中止要請へ

徳島県の南部や西部で米軍機とみられる航空機の低空飛行が頻発している事態を受け、県は、目撃情報や、低空飛行する機体を収めた写真や動画を公開する専用サイトを県ホームページ内に開設する。県総務課担当者は「客観的な映像を提供いただき、更に強く低空飛行訓練の中止要請をしていくために役立てたい」としている。【大坂和也】
県によると、年内に設ける専用サイトでは、国から米軍機の可能性があると回答が得られた低空飛行の日時▽場所▽機数▽高度▽音の大きさ▽国への要請状況▽提供された写真や動画――などを随時掲載する。県民からの情報提供を募る専用フォームも設け、写真や動画を受け付ける。県ホームページ内に開設するため、事業費は発生しないという。
米軍機と見られる県内での低空飛行を巡っては、4月から今月14日までに計24日間目撃されて、昨年度1年間の目撃日数19日間を上回るなど増加傾向にある。
8月に飯泉嘉門知事を訪ねた那賀町の坂口博文、海陽町の三浦茂貴両町長が、(米軍の低空飛行訓練ルートである)「オレンジルート」上に位置する地域に騒音測定装置を増設すること▽県に寄せられた米軍機の目撃情報を関係自治体と住民にホームページなどで広く提供すること――を要請。
このうち、騒音測定装置増設については、県が9月一般会計補正予算案で、三好市を含む3市町での装置増設事業に300万円を計上している。