19歳の女性を架空のオーディションに合格させた後、当初説明していなかった演技レッスンを受講するよう勧誘したとして、愛知県警は26日、特定商取引法違反(目的隠匿勧誘など)の疑いで、いずれも芸能プロダクションで社長や代表を務める大橋剛容疑者(57)=同県南知多町=と土屋健瑠容疑者(26)=東京都江戸川区=を逮捕した。
オーディション商法と呼ばれる手口で、「高額な受講契約を結んだのにレッスンが開かれない」といった相談が各地の消費生活センターなどに相次いで寄せられている。県警は、2人が全国の約千人と契約を結び、2億円超を売り上げた疑いがあるとみて調べる。