自民党の井野俊郎防衛副大臣は28日の衆院法務委員会で、法務政務官を務めていた2016年11月、後援会員だった世界平和統一家庭連合(旧統一教会)関係者に、法務政務官室など法務省内を案内した可能性があると明らかにした。
共産党の本村伸子氏の質問に答えた。井野氏は「記録はないが、対応した可能性は十分あるので否定しない」と述べた。
井野氏は「支持者一人ひとりの信仰する宗教を確認していないので、特定の宗教団体に配慮したことはない」とした上で、「今後は、旧統一教会と確認された人とは関係を持たない活動をしていきたい」と語った。
[時事通信社]