「三重県産の出荷量が減ってきたため偽装した」
三重県は28日、県内の3つの業者が中国産や韓国産などのアサリを、三重県産や熊本県産と偽って販売していたと発表しました。
販売していたのは三重県伊勢市の六花社(りっかしゃ)と、松阪市のイソザキ商店、濱口(はまぐち)商店で、去年1月からことし4月までの間に、3社であわせておよそ126トンを販売していたということです。
三重県は3社に対し、食品表示法に基づき正しい表示とするよう指示しました。
三重県の調査に対し、3社とも産地偽装を認めていて、「もともと三重県産にこだわって売りにしていたが、出荷量が減ってきたため偽装した」などと説明しているということです。
「食品表示110番」などに「産地偽装の疑いがある」と連絡があった業者について、県が調査を実施し、今回の偽装が判明しました。