参議院の国会質疑の中で新曲とディナーショーについて宣伝する発言をした日本維新の会の中条きよし参院議員が、11月16日、発言は「宣伝に聞こえてしまったのは、不適切で大変申し訳ない」として謝罪しました。 (日本維新の会 中条きよし参院議員) 「中条きよしでございます。昨日はですね、文教科学委員会で私が最後にちょっと自分のCDの話とディナーショーの話をしました。宣伝だと、全く知りませんで、自分ではそのラストディナーショーというのを芸能界最後にして、新しく来年から新しい舞台で頑張らせていただきます、というつもりで話をしたんですが、そう取られた方、本当に不適切だと大変申し訳なく思っております。これを今回、場を借りて謝罪いたします」 歌手でもある日本維新の会の中条きよし参院議員は、11月16日午前、維新の藤田幹事長とともに国会内で会見に臨みました。 11月15日の参議院文教科学委員会で中条議員は、質疑中に突然「私の新曲が9月7日に出ております。昭和のにおいのする『カサブランカ浪漫』という曲でございます。ぜひお聞きになりたい方はお買い上げください。そして、12月28日に『中条きよしラストディナーショー』というのをやります」などと発言していました。 この発言の後、維新の議員から「不穏当な言辞があった」との指摘があり、委員長は速記録の調査の上「適切な処置」を取ることを決めています。 維新の藤田幹事長は、この発言について「適切ではなく口頭厳重注意とした」と明らかにしていました。